日産自動車の米国市場における主力SUV、『パスファインダー』。同車の新型が、米国でリコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。日産自動車の米国法人、北米日産から、新型パスファインダーに関するリコールの届け出を受けたと公表している。
今回のリコールは、トランスミッション系統の不具合が原因。NHTSAによると、新型パスファインダーのCVT搭載車には、トランスミッションオイルが漏れる可能性があり、その場合、加速しなくなり、事故のリスクが高まるという。
リコールの対象となるのは、2013年モデルのパスファインダーの一部。2012年4月中旬から、2012年10月初頭にかけて生産され、米国で販売された3065台が該当する。
北米日産では、対象車を保有する顧客に連絡。対策部品が用意できる2014年5月から、リコール作業に着手する予定としている。