京急の新1000形が「しあわせの黄色い電車」に

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黄色を基調にした「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」。5月1日から約3年間運転される。
  • 黄色を基調にした「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」。5月1日から約3年間運転される。
  • 車内には「しあわせの黄色い電車」のポスターが掲出される。
  • 「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」の塗装イメージ。

京浜急行電鉄(京急)は4月25日、「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」を5月1日から運転すると発表した。黄色と白の2色塗装を新1000形8両編成1本(1057号編成)に施す。

京急の旅客車両は原則として赤と白の2色で塗装されているが、2005年3月14日からは青を基調とした「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」も運転を開始。現在は2編成(600・2100形各1編成)が「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」として運転されている。

このほか、京急は黄色と赤帯をまとった業務用の電動貨車を3編成保有している。旅客列車で使用されることはなく、1週間に1~2回程度しか運転されないため、「見ることが出来るとハッピーになる『しあわせの黄色い電車』として、隠れた人気車両」になっているという。電動貨車をモチーフにしたグッズも人気が高いことから、京急は1057号編成に黄色を基調とした塗装を施し、「乗車できる『沿線に幸せを運ぶ電車』」として運転することにした。

運転期間は5月1日から約3年間の予定。主に泉岳寺~三崎口間と都心方面~羽田空港国内線ターミナル間で運用する。都心方面では都営浅草線~京成線~北総線に乗り入れる。

京急に新塗色車が登場するのは「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」以来9年ぶり。これにより赤・青・黄の3色がそろうことになる。

《草町義和》

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