ANA、夏休み期間中に羽田~沖縄線に深夜出発・早朝帰着する「ギャラクシーフライト」を運航

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全日本空輸(ANA)は、夏休み期間中、羽田~沖縄線で、羽田を深夜に出発し、早朝に帰着する「ANAギャラクシーフライト」を設定する。

ANAでは、沖縄貨物ハブ戦略の一環として、それぞれ国内とアジアの貨物ハブ空港である羽田、沖縄間における貨物の高速輸送を目的に、2012年7月から旅客機による貨物便(ベリー便)として羽田~沖縄線を深夜時間帯で運航している。

今回、24時間空港である那覇空港の特性を最大活用、旅客機の床下貨物スペースを活用して貨物の搭載・運送を行うベリー便の有効活用による沖縄貨物ハブ事業とのシナジー効果を追求するため、この便を夏休み期間限定で旅客便として開放する。

ギャラクシーフライトは羽田0時発で沖縄に2時30分に到着、沖縄発は4時40分で羽田に7時到着となる。機材はB777-300とB787-8を使用する。

東京で仕事終了後、そのまま沖縄に向けて出発して少しでも早く到着したい、できるだけ長く沖縄に滞在して早朝に東京に戻ってきたいなど、顧客の旅行・ビジネスニーズや移動パターン多様化に対応する。

深夜便「ANAギャラクシーフライト」を設定することにより、ダイヤのバリエーションが増え、幅広い旅程の組み立てが可能となる。

また、当該便は羽田を0時に出発し、7時に帰着するため、今サマーダイヤより新設・増便した羽田を昼間時間帯に運航するアジア便と双方向での乗り継ぎが可能となるとしている。羽田~沖縄を運航する既存便も組み合わせれば、羽田の国際線ネットワークを利用することで、アジアや欧州などの海外各地と沖縄間の渡航が便利になるとしている。

《レスポンス編集部》

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