米国の自動車最大手、GMの大規模リコール問題。このリコールは、GMの欧州部門、オペルにも波及している。これは3月29日、オペルが明らかにしたもの。同社は、「オペル『GT』のエンジン点火スイッチのリコール対象車を、全ての年式に拡大する」と公表している。当初、オペルは2007年モデルのGTに不具合のある点火スイッチが使用されていたとして、およそ2300台のリコールを発表。しかし、この点火スイッチが補修部品として、全ての年式のオペルGTに使われた可能性が浮上。そこでオペルは今回、2007年モデルだけでなく、2008-2010年モデルも、リコール対象車に拡大。これで、オペルGTのリコール台数は、7450台に膨らんだ。オペルは、「この不具合による事故や負傷者の報告は受けていない」と説明。さらに、「他のオペル車には不具合はない」とコメントしている。
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