ポルシェジャパンの七五三木敏幸社長は4月2日に都内で開いた『パナメーラS E-ハイブリッド』導入説明会で「ドライビングの楽しみを我慢するのではなく、より一層深めた、ポルシェならではのプラグインハイブリッドモデルとなる」と強調した。
七五三木社長は「環境親和性は避けて通れない。しかし、ただ単にプラグインハイブリッドもしくはeモビリティをやるのであれば普通のメーカーと変わらない。やはり運転して楽しい、心の底から乗ることでわくわくするクルマ、それをプラグインハイブリッドでも造らなければいけないというのがパナメーラS E-ハイブリッドの一番大きなポイント」と説明。
その上で「排出ガスを出さない電気自動車モードで32.1km走行できる。ハイブリッド燃費消費率は12.3km/リットルになっている。その一方でエンジンとモーターの特性を非常にうまく連動させてポルシェブランド特有のパフォーマンスも向上させ、V8エンジン搭載モデル並みの最高出力416馬力の走行性能を備えている」と述べた。