商船三井、中期経営計画「STEER FOR 2020」を策定…2016年度に経常利益1000億円

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商船三井は、2014年度から3カ年の中期経営計画「STEER FOR 2020」を策定した。

2013年度に成長軌道へ復帰する基盤を固めるため、黒字化を必達目標として単年度経営計画「RISE 2013」を進めてきたが、達成の目途が立った。このため、2020年のグループの姿を描き、そこへ向かう針路を定める中期経営計画を策定した。

「STEER」は、目指す針路に向かって船の舵を取ることを意味する。2020年3月期に向けて、大きく舵を切っていき、確かな成長を実現するとの思いを込めて名付けたとしている。

計画のメインテーマは「変革を通じた確かな成長」。数値目標は2016年度に売上高1兆9000億円、経常利益1000億円、当期純利益800億円を目指す。

2019年度に売上高2兆1000億円、経常利益1400億円、当期純利益1100億円の目標を設定する。

運航規模では2013年度末の900隻を2016年度末に880隻に再編、その後は増やして2019年度に930隻体制とする。

2014~2019年度までの設備投資額は竣工ベースで1兆1300億円、このうちLNG船、海洋事業に7000億円を投じる。

《レスポンス編集部》

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