メルセデスのルイス・ハミルトンは3月29日、雨で遅延となった予選でトップタイムを記録し、通算33度目、今季2回連続のポールポジションを獲得した。
雨は予選開始の35分程前に一層強くなり、現地時間の午後4時にスタートするはずの予選が当初15分遅れとなり、結局4時50分に開始された。
小林可夢偉は第1予選(Q1)からセッティングに苦しみ、2分3秒595のタイムで第2予選(Q2)への進出はならなかった。
第2予選でも雨は振り続け、フェラーリのキミ・ライコネンとフェルナンド・アロンソはどちらもウエットタイヤを選択したが、これは失敗に終わる。第2予選ではハミルトンが1分59秒041の最速タイムを記録し、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが1分59秒399の2位、ハミルトンのチームメイトであるニコ・ロズベルグが1分59秒445のタイムで3位となった。
第3予選(Q3)ではフェラーリのライコネンが2分1秒218のタイムで最初のペースを設定したが、ハミルトンは1分59秒431でこれを凌ぎ、その後雨足が強まりポール獲得に十分なタイムとなった。彼のチームメイトのロズベルグは2分0秒180で2番手に付けたが、ベッテルが1分59秒486で2位のポジションを奪い取った。
マレーシアGPの予選結果
1. ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2. セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
3. ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
4. フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
5. ダニエル・リチャルド(レッドブル)
6. キミ・ライコネン(フェラーリ)
7. ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
8. ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)
9. ジャン=エリック・ベルニュ(スクーデリア・トロ・ロッソ)
10. ジェンソン・バトン(マクラーレン)
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20. 小林可夢偉