2日目の天候は完全な雨。新車SF14+新エンジンのドライでのセッティングを進めたい各陣営には生憎の条件となってしまった。午前10時~12時と午後2時~4時30分の2回のセッションはいずれも途中、霧が濃くなっての視界不良による赤旗中断を挟むなどしながらの進行に。車両ストップによる赤旗中断も再三あったが、そんな断続的な走行のなかで2日目のトップタイム1分38秒551をマークしたのは一貴(#37 PETRONAS TEAM TOM’S/エンジンはトヨタ)である。
一貴のチームメイト、ロッテラー(#36)が1分38秒963で2位となり、PETRONAS TEAM TOM’Sが1-2独占。3位は1分39秒171のロイック・デュバル(#8 KYGNUS SUNOCO Team LeMans)で、雨でもトヨタ勢優位は変わらなかった。以下、7位までがトヨタ勢で、ホンダ最上位は1分39秒848で8位の元F1選手ヴィタントニオ・リウッツィ(#11 HP REAL RACING)。なお、前日にマシン炎上に見舞われた中山友貴(#2 TEAM 無限/ホンダ)はこの日、マシンダメージにより不出走だった。