フランスの自動車大手、プジョーは3月14日、新型『308』シリーズを増産すると発表した。
これは、2013年秋に発売した新型308シリーズに対する需要が伸びていることへの対応。プジョーによると現在、308シリーズは6万台のバックオーダーを抱えているという。また、4月後半には、ワゴン版の新型『308SW』が発売されることから、さらなる需要が見込まれることへの対応でもある。
プジョー308シリーズは、PSAプジョーシトロエンのフランス・ソショー工場で生産中。6月2日から同工場に、夜間シフトを導入。1時間で26台を追加生産することで、1日当たりの生産台数を180台増やし、1563台とする。
この増産により、ソショー工場では、600名の雇用が創出される見通し。そこでプジョーは、450名の期間工の採用に乗り出す。
プジョーはこの夜間シフトを、最低でも6か月継続する方針。「需要次第では、さらに期間を延長する可能性もある」と説明している。