マツダの米国法人、北米マツダは3月3日、2月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万4341台。前年同月比は2.4%減と、引き続き前年実績を割り込む。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、新型発売を控えて7286台と減少傾向。前年同月比は31%減だった。2013年1月に新型が発売された『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)は、3945台を販売。前年同月比は46%の大幅増だ。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、32%減の699台にとどまる。
また、『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は2月、1172台を販売。前年同月比は48.1%減と、大幅に前年実績を下回った。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、新型SUVの『CX-5』が、9353台を販売。前年同月比は71.6%増と、プラスに転じた。2013年に大幅改良を受けた『CX-9』は1593台にとどまり、前年同月比は38.6%減とマイナスが続く。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が293台を販売。前年同月比は15.6%減と、引き続き減少傾向。
マツダの2014年1-2月米国新車販売は、前年同期比6.7%減の4万3155台。北米マツダは、「アテンザやCX-5など、SKYACTIVテクノロジー搭載車の販売比率が、2月は過去最高の83.2%を占めた」と説明。「SKYACTIV車は合計で2万0245台を売り上げ、月販台数としては過去2番目に多い」とコメントしている。