【ジュネーブモーターショー14】オペルの新世代コンパクト、アダムに「ロックス」…市販版が登場

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オペル(ボクスホール)アダム ロックス
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米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペル/ボクスホールは2月18日、3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー13において、『アダム ロックス』の市販モデルを初公開すると発表した。

オペルは2012年9月、パリモーターショー12で『アダム』を発表。オペルの新世代コンパクトカーで、MINIの『ハッチバック』やフィアット『500』を競合車に想定。欧州のデザインチームが手がけたアダムの3ドアハッチバックボディは、ルーフデザインが特徴的。

ボディサイズは全長3700mm、全幅1720mm、ホイールベース2311mm。インテリアは4シーターの設計。ボディカラーと同じ色をステアリングホイールやシフトレバー、サイドブレーキレバーにアクセントとして使うなど、若い顧客を意識した演出が施される。

オペルは前回のジュネーブモーターショー13に、アダムの新たな方向性として、コンセプトカーのアダム ロックスを出品。1年後のジュネーブモーターショー14では、その市販版がデビューする。

アダム ロックスは、アダムの派生モデル。「ロック」(岩)の車名が意味する通り、多少のオフロードを走行可能なクロスオーバー車として誕生した。通常のアダムに対する変更点は、車高を15mm引き上げ、専用バンパーや樹脂製オーバーフェンダーを装着。また、キャンバストップを採用し、オープンエアも楽しめる設計とした。足回りは、サスペンションのチューニングを見直す。

搭載エンジンは、複数が設定される。中でも直噴1.0リットル直列3気筒ガソリンターボ「エコテック」は、欧州で主流のダウンサイジングトレンドに沿って新開発されたユニット。最大出力は90psと115psの2種類が用意される。アダム ロックスは今夏、欧州市場で発売される予定。

《森脇稔》

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