スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは2月18日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー14において、最新の「オーシャンレースエディション」を初公開すると発表した。
「オーシャンレース」は、世界一周のヨットレース。およそ9か月をかけて、7万1745kmを航海する過酷な競技だ。ボルボカーズはオーシャンレースの主催者を務めており、「ボルボ・オーシャンレース」として、その名は世界で知られている。
ま、ボルボカーズは、このオーシャンレースの冒険スピリットを、市販車に反映。これまで、数多くの特別モデルを発売してきた。ジュネーブモーターショー14では、5世代目となる最新の「オーシャンレースエディション」がデビューする。
今回のベース車両には、『V40』、『V40クロスカントリー』、『V60』、『XC60』の4車種を選択。ボディカラーには、オーシャンブルー2、ブライトシルバー、ブラックサファイア、クリスタルホワイトの4色を用意した。アルミホイールとフロントフェンダーのエンブレムは専用品。
オーシャンレースエディションのハイライトは、室内に見出せる。内装は、ブラックまたはブロンドのレザー仕上げ。オレンジのステッチが施され、特別感を盛り上げる。このステッチは、ドアパネルやフロアマットにも。また、ドアシルプレートなどには、ボルボ・オーシャンレースのロゴが添えられた。
4車種のオーシャンレースエディションは今春、生産を開始。ボルボカーズは2014-2015年に、合計で1万6000台以上の販売を見込んでいる。