韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は、1月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は41万1508台。前年同月比は0.3%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。
海外では1月、35万9983台を販売。前年同月比は1.3%減と、2か月ぶりのマイナス。その内訳は、海外生産分が2.4%増の25万8567台と、引き続き好調。輸出分は10万1416台で、前年同月比は7.9%減と、3か月連続で前年実績を割り込む。
海外では、米国での新車販売が回復傾向。1月としては過去最高の4万4005台を売り上げ、前年同月比は0.7%増と、4か月連続で前年実績を上回った。
小型車の『エラントラ』が、5ドアハッチバックの『エラントラGT』と2ドアクーペを含めて、1万5326台を販売。前年同月比は25.9%増と、19か月連続のプラス。新型を発売したSUVの『サンタフェ』シリーズも、前年同月比12.2%増の6721台と、4か月連続のプラス。しかし、主力中型セダンの『ソナタ』は、26%減の9815台と、3か月連続の前年実績割れ。
一方、地元韓国の新車販売は、回復。1月の韓国新車販売は5万1525台で、前年同月比は2.6%増と、5か月ぶりに前年実績を上回った。新型サンタフェ効果で、SUVの1月販売は28.4%増の1万1890台と、2か月ぶりの前年実績超え。
また、バスやトラックを含む商用車は、前年同月比2.6%減の1万3693台と、5か月連続で減少。乗用車も3.5%減の2万5942台と、5か月連続で前年実績を下回っている。
ヒュンダイの2013年の世界新車販売台数は472万1156台。前年比は7.3%増だった。