トヨタ自動車の欧州法人、欧州トヨタは2月14日、『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)の欧州での生産台数を増やすと発表した。
欧州向けのヴィッツは、フランスのTMMF(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・フランス)で生産中。欧州トヨタによると、2014年6月からTMMFに第3シフトを追加。ヴィッツの増産に乗り出す。
増産の理由は、ヴィッツに対する欧州での需要が伸びているため。これには、欧州専用車の『ヤリス ハイブリッド』も含まれる。第3シフトの追加により、TMMFの2014年の生産能力は、15%増の約22万台となる見込み。
なお、第3シフトの追加に際して、TMMFでは500名を増員する計画。TMMFの総従業員数は、4000名以上へ増える。
TMMFでは2014年6月の第3シフト実施まで、土曜日数日の操業で需要に応える方針。TMMFの青木 是篤 社長は、「販売増が見込まれるため、増産を決めた。2014年は15%増のおよそ22万台が生産できるだろう」と述べている。