韓国キアモーターズ(起亜自動車。以下、キア)は2月6日、米国で開幕したシカゴモーターショー14において、『オプティマ ハイブリッド』の2014年モデルを初公開した。
初代オプティマは、2000年にデビュー。親会社のヒュンダイの『ソナタ』のプラットホームをベースに開発されたミッドサイズセダンだ。2代目は2005年に登場。米国ではオプティマ、欧州では『マジェンティス』、韓国では『ロッツェ』のネーミングで販売されてきた。
2010年のニューヨークモーターショー10では、3代目オプティマを発表。それから3年が経過したニューヨークモーターショー13では、現行型としては初の大幅改良が施された2014年モデルが登場している。
今回、シカゴモーターショー14で初公開された『オプティマ ハイブリッド』の2014年モデルは、ガソリンエンジン搭載のオプティマに準じた大幅改良を実施。外観は前後マスクがフェイスリフトを受け、新鮮さをアピール。燃費に効くエアロダイナミクス性能の改善も行う。室内は、装備の充実や快適性の向上が図られた。
ハイブリッドパワートレインは、従来型から継承。2.4リットル直列4気筒ガソリンエンジン(アトキンソンサイクル)に、モーターを加えたものだ。トータルでの最大出力は199ps、最大トルクは32.5kgm。モーターは、最大出力47ps。二次電池のリチウムポリマーバッテリーは、47kW仕様。なお、米国では、『カムリ ハイブリッド』、『アコード ハイブリッド』などと競合する。