2月5~11日にインド・グレーターノイダで開催された「第12回オートエキスポ2014」(デリーモーターショー14)。スズキモーターサイクル・インディア(SMIL)は、2台の新型モーターサイクルを初公開した。スポーツタイプの『ジクサー』とスクーターの『レッツ』だ。
ジクサー(GIXXER)は単気筒150ccで、インド市場でのフラッグシップモデルと位置づけられている。スズキのスポーツモデルして代表的なのはGSX-Rだが、実は欧米でGSX-Rは「ジクサー」という愛称で親しまれている。この名をそのまま与え、スポーティなイメージを強調しているわけだ。
もちろんインドでもGSX-Rは販売されているが、インド市場は100~200ccモデルが主流。SMILでは大型モデルを「スーパーバイク」と位置づけ、普及モデルとは別のカテゴリーに分類している。
一方レッツは日本で販売されている50ccモデルとはまったく異なるインド専用モデル。排気量は113ccで、これまでスクーターは125ccモデルしか展開していなかったラインナップを補強する。
フロントウィンカー下にガーニッシュを追加してシャープなイメージを強調しているのが印象的だ。