ルノー・ジャポンが発表したルノー『キャプチャー』は、ルノーの新デザイン戦略であるサイクルオブライフの第2弾にあたるクルマだ。
“世界を冒険するクルマ”をコンセプトとして登場したコンセプトカー『キャプチャー』は東京モーターショー11にも出展。その市販車が、ジュネーブショー13でデビューし、本国では夏から発売が開始された。
「世界を冒険するためのクルマがコンセプトなので、エクステリアは陸上競技をやっているような筋肉質なフォルムに、カジュアルなアウトドアの内装を伴ったクルマだ」とは、ルノー・ジャポンマーケティング部商品・広報グループチーフマーケティングマネージャーのフレデリック・ブレンさんの弁。
エクステリアデザインの特徴は、「SUVのような力強いデザインだ。よく見るとシャープなエッジの効いたデザインではなく、全てラウンドしており、面もきれいに見せ、ダイナミズム感を演出している」という。
また、このダイナミズム感では、「フロンドヘッドライトは外へ向かって張り出して行くのではなく、フェンダーがヘッドライトを包むようにしており、それがダイナミズム感を増し、SUVらしい力強さを表現している」。さらに、「ホイールアーチやサイドシルを通るボディプロテクターは、フロントバンパーやリアバンパーなどとつながりボディを一周している。これが車高の高さと共にSUVらしさを演出している」と語った。