JR西日本「やまぐち」、運転区間を新山口~地福間に短縮

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3月21日から5月6日までの『やまぐち』編成図。復路はディーゼル機関車が先頭になる。
  • 3月21日から5月6日までの『やまぐち』編成図。復路はディーゼル機関車が先頭になる。

JR西日本は2月7日、山口線で運転しているSL列車『やまぐち』の3月から6月までの運転計画を発表した。水害の影響で運転区間を新山口~地福間に短縮し、復路は「DL列車」になる。

『やまぐち』の運転区間は新山口~地福~津和野間だが、このうち地福~津和野間は2013年7月に発生した豪雨の影響で運転を見合わせている。再開は秋頃になることから、3~6月期は運転区間を新山口~地福間に短縮。地福~津和野間は無料バス「津和野散策バス」を運転する。

車両はC56形蒸気機関車とDD51形ディーゼル機関車、レトロ客車5両を使用。往路の新山口発地福行きはC56形を先頭にDD51形とレトロ客車が続く。一方、復路の地福発新山口行きはDD51形が先頭に立ち、逆向きのC56形とレトロ客車が続く形となる。このため復路は「DL列車『やまぐち』」として運転される。

運転時刻は新山口10時48分発~地福12時14分着、地福16時17分発~新山口17時30分着。3月21日から5月6日までの土曜・休日に運転する。6月は運転しない。7月以降の運転計画は別途案内する予定。

《草町義和》

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