韓国キアモーターズは2月6日(日本時間2月7日未明)、米国で開幕したシカゴモーターショー14において、『ソウルEV』を初公開した。
キアモーターズは2013年10月、米国市場に同社初の市販EVを投入すると発表。米国で人気の小型トールワゴンの新型『ソウル』をベースに開発され、2014年に米国内の一部の州で発売されることが決定済み。
EVパワートレインは、モーターが最大出力109ps、最大トルク29kgmを発生。0-96km/h加速は12秒以下で、最高速は145km/h(リミッター作動)。二次電池は、蓄電容量27kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大160km以上走行できる。充電時間は240Vソケットで約5時間。100kWの急速チャージャーを利用すれば、25分で完了する。
今回、シカゴモーターショー14では、ソウルEVがそのスタイリングを初公開。フロントマスクは、ガソリンエンジン搭載のソウルと差異化され、充電ポートがシャッターの奥に隠された専用グリルが採用された。ボディカラーも、ルーフ部分を色分けした専用のツートンとなる。LEDを使ったライト類も専用。
ソウルEVは2014年第3四半期(7-9月)、米国市場で発売される予定。まずは、カリフォルニア、オレゴン、ニューヨーク、ニュージャージー、メリーランドの各州に投入される。