トヨタ車体および子会社の東海特装車は、2月7日から11日まで、幕張メッセで開催される「ジャパンキャンピングカーショー2014」に出展する。
今回出展する車両は、トヨタ『ノア』と『ハイエース』のスーパーハイルーフ仕様をベースにした簡易キャンピングカーの2台で、特装車や福祉車両の製造を手がけ、ノアやハイエースに精通している東海特装車のノウハウを生かして開発。日常の通勤や買い物での使用と休日のレジャーでの車中泊を両立している。
「タムキャン ノア ときめき」は、夫婦が室内でふたりの時間をゆったりと、くつろぎながら楽しむことをコンセプトに開発。大人2人が就寝可能で、折りたためばベンチシートとしても使用することができるベッドを備えている。
「タムキャン ハイエース かがやき」は、家族がキャンプ用品などの荷物をたっぷりと積み込んで、車中泊旅行を楽しみながら趣味活動の幅を広げられることをコンセプトに開発。リビングゾーンと就寝ゾーンに分けて使用することができる広い室内空間で、4人(大人2人と子ども2人)がゆったりと就寝することができる。
トヨタ車体では、簡易キャンピングカーとしての完成車だけでなく、ベッドなどの車中泊架装部分の後付けを希望する既存ユーザーなどに向けたキット販売も実施。さらに、キャンピングカー専門メーカー向けに予め架装しやすい加工を施したベース車両の拡販にも力を入れていく予定。