米国で1月13日に開幕したデトロイトモーターショー14。会場では、恒例の「自動車広告大賞」が発表され、ホンダが2部門を受賞。もうひとつ、一般投票部門でも、ホンダの広告が最優秀に輝いた。
この賞は、米国ニューヨークに本拠を置く非営利団体、「The One Club」が毎年発表しているもの。5つのカテゴリーで、最も優れた自動車広告を選出し、デトロイトモーターショーの会場で結果を公表している。
今回の審査対象となったのは、世界の500作品以上。クリエイティブディレクターやジャーナリストなど、50名が審査を行い、優秀作品を決定した。
ホンダは全5部門中、ブロードキャストTV部門で『ハンズ』(英国)、オンラインビデオ部門で『サウンドオブホンダ/アイルトン・セナ1989』(日本)の2作品が受賞。これとは別に、オンラインの一般投票部門でも、ホンダの広告が最優秀に。
その広告は、タイトルが『イリュージョン』。英国ロンドンの広告代理店の作品だ。映像には、ホンダが2013年秋、欧州市場へ投入した『CR-V』のアース・ドリーム・ディーゼルエンジン搭載車を起用。平面に立体的な造形を描き出す、トリックアートを使った斬新な内容が、高い評価を集めた。
The One Clubは、「オンラインの一般投票では、2万人近い参加があった」と説明している。