ボーイングは1月22日、米軍の『B-1』爆撃機向けのアップグレードをボーイング統合バトルステーションと共に納品したことを発表した。フルカラーのディスプレイや移動マップ、新たな診断システムを含んでいる。
B-1の歴史において最も広範囲の変更プログラムにあたるこのアップグレードは、クルーに彼等の周囲の戦闘地域で何が起こっているのかというより良い状況認識を与え、加えて敵目標に戦闘を開始するクルー達の能力を改良する迅速でさらに安全性の高い通信機能を提供する。
このB-1爆撃機はオクラホマ州にあるティンカー空軍基地において空軍のメンテナンス技術者によってアップグレードされ、その後テキサス州のディエス空軍基地への輸送のため現地から離陸した。