商船三井は、国土交通省・運輸安全委員会の乗船研修に協力、コンテナ船、フェリーなど各種運航船で委員会の船舶事故調査官総員15人を受け入れた。
この研修は、日本船主協会を通して協力依頼を受けたもので、各種船舶への乗船体験を通して、調査官がその運航形態を把握・経験することにより、船舶事故調査の適切な実施に役立てることが目的。
同社は、各船種による運航形態を多面的に理解できるよう様々な研修プログラムを用意した。研修に参加した調査官からは「荷役状況、大型船の出入港要領、狭水道航路の航行要領、機関使用状況などを知ることができ、今後の事故調査の参考となった」などの感想が寄せられたとしている。
同社は今後も「世界最高水準の安全運航」を目指し、社会とともに、相乗的・持続的に成長する企業として、海上の安全と地球環境の保全に貢献する活動に取り組む方針。