トヨタ自動車は、『ヴォクシー』と『ノア』をフルモデルチェンジし、1月20日より販売を開始した。
新型車は、広々とした室内空間を実現し、快適性、使用性、燃費を高次元で融合する「Spacious FUN Box」をキーワードに開発した、次世代のスペースミニバン。
新型車は、「EMOTIONAL BOX」をデザインコンセプトに、個性豊かな表情と魅惑的な印象を備えた力強いハコ(箱)を追求したデザインを採用。ヴォクシーは“毒気"のあるカッコよさを、ノアは“堂々感"を表現した。また新開発の低床フラットフロアを採用することで、クラストップレベルの室内空間やノンステップによる優しい乗降性、使い勝手の良い荷室を実現した。
環境性能では、クラス初の本格ハイブリッドシステム(リダクション機構付THS II)の搭載により、23.8km/リットル(JC08モード)の低燃費を実現。ガソリン車も新開発Super CVT-iやアイドリングストップ機能などの採用で、16.0km/リットル(同)の低燃費を達成している。
さらに、7人乗り仕様車のセカンドシートにに超ロングスライド(スライド量810mm)を実現したクラス初のキャプテンシートを採用したほか、駐車枠を自動認識して駐車支援するインテリジェントパーキングアシスト(イージーセット機能付)、バックカメラの視野角を約180度まで拡大した広角カラーバックガイドモニター、ワンタッチスイッチ付パワースライドドア(デュアルイージークローザー付)、おくだけ充電など快適装備を積極的に採用した。
また、ウェルキャブでは、車いす仕様車に手動スロープ前倒れ機能を装備するなど大幅な商品改良を行うとともに、運転席への移乗と車いすの収納を支援するフレンドマチック取付用専用車「ウェルライド」を新設定するなど、ウェルキャブのラインアップを充実させている。
価格はヴォクシー・ノアともに218万円から297万円。