【オートモーティブワールド14】ラピスセミコンダクタ、車載向けの直流電源線通信LSIを出展…配線数削減

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直流電源線通信LSI
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ロームグループのラピスセミコンダクタは、15日から17日まで東京ビッグサイトで開催されている第6回 国際カーエレクトロニクス技術展での出展内容を発表した。

それによると、今回の展示の目玉は車載向けの直流電源線通信LSIだ。このLSIを使用すると、車載機器に設けられている直流電源の配線を通信にも利用することができ、通信専用の配線が不要になる。1本の配線で電源もデータも供給することが可能になり、車載機器の配線数を削減できるので、車体の軽量化、コスト低減につながる、という。

ロームのブース内で展示されているラピスの試作品では、カーオーディオの電源配線で音楽データを送信するデモンストレーションを行っている、という。

ラピスセミコンダクタの直流電源線通信LSIは、東京ビッグサイトの西1ホールのローム・ブース内で展示されている。

《山内 博》

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