「ダカール・ラリー2014」後半戦のスタートとして1月12日に行われた第7ステージで、ホアン・バレダ選手(チームHRC)が今大会3度目のステージ優勝を飾った。
第7ステージは、アルゼンチンのサルタをスタートし、2014年大会では最も北側に位置するボリビアへ入った。スペシャルステージ(競技区間)は2つのパートで設定され、ライダーたちは1つ目のスタート地点へ向かったが、天候の影響でスタート地点がルート上の103km地点にあるウエイポイントまで移動し、走行距離は短縮される形となった。
この日、バレダ選手は、スペシャルステージ序盤からベストタイムを出す快調な走りをみせ、一日で総合首位のマルク・コマ選手(KTM)との差を4分3秒縮めることに成功した。
エルダー・ロドリゲス選手(チームHRC)も実力を発揮し、ステージ7位でフィニッシュして総合8位を維持した。また、ハビエル・ピゾリト選手(チームHRC)もこのステージを好走。常にトップ20以内の区間タイムで走りきり、バレダ選手と18分42秒差のステージ18位でこの日を終えた。