欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループ。同社が米国市場に、新たなSUVの投入を計画していることが判明した。
これは1月12日、米国ミシガン州で開催されたデトロイトモーターショー14のプレビューイベントにおいて、同社のマルティン・ヴィンターコルン取締役会会長が明らかにしたもの。同会長は、「新型ミッドサイズSUVを米国市場に導入するべく、準備を進めている」とアナウンスしている。
現時点では、この新型ミッドサイズSUVに関する情報は少ない。フォルクスワーゲングループが明らかにしているのは、7名乗り(つまり、3列シート)であること。発売時期が2016年であることの2点のみ。
フォルクスワーゲンは2013年1月、デトロイトモーターショー13に、コンセプトカーの『クロスブルーSUV』を出品。新型ミッドサイズSUVは、このコンセプトカーの市販版になるもよう。
フォルクスワーゲンブランドとアウディブランドは2018年までに、米国市場で年間100万台の販売を目指す。新型ミッドサイズSUVは、この目標達成に重要な役割を果たすことになる。