【フォード フィエスタ 新型 発表】メインターゲットは走り好きで個性を求める男性

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2月1日より発売が開始されるフォード『フィエスタ』のメインターゲットは、走りが好きで、人とは少し違った個性を求める男性だという。

フォード・ジャパンマーケティング部の野口美生さんは、「単なる小さい環境性能の良いクルマを好む方というよりは、それ以外の要素も持つ輸入車のコンパクトセグメントを選ぶユーザーになると思う」とそのユーザー像を話す。

ボディサイズだけで考えるとトヨタ『アクア』などが挙げられるが、調査結果を分析すると、「国産と輸入車とではかなり志向に違いが出ているので、単純にクルマの経済性を重視する方ではなく、走りが好きで、少し人と違った個性を求める方にフォーカスして商品企画を進めている」という。

具体的には、「もともとホットハッチが好きだというユーザーが多いので、そういったユーザーになるだろう。ヨーロッパ系の小さくキビキビした、スポーティな走りが好きだという方に満足してもらえるパッケージになっていると思う」とフィエスタの特徴をアピール。

ユーザー層は、35歳以上40代後半くらいまでの男性ユーザーが中心になるだろうと野口さん。そこで、フィエスタの日本仕様は、少しスポーティ寄りの方向にするために、「ボディキットやリアスポイラーなどを装着。もともとスポーティなデザインへ一新しているが、それをさらに格好良く見せるようなパッケージングにしている」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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