ラスベガスで開催中のCES2014で、米国のパソコン電子部品メーカーNVIDIAは、高い演算処理能力を持ち先進運転支援(ADAS)や自動運転に使用できるモバイル・プロセッサ「Tegra K1」を発表した。
このTegra K1は、Keplerアーキテクチャで192コアのCPUを搭載しており、GPGPU開発環境である『CUDA』に対応できる最初のモバイル・プロセッサICであるという。Tegra K1には、32ビットCPUと64ビットCPUの2つのバージョンが設定されている。
NVIDIAはCES14で、このTegra K1を車載アプリケーションに搭載したデモンストレーションを公開。NVDIAは、パソコンのグラフィック分野で大きな技術力を持っており、今回のTegara K1の発表で自動車分野に進出することを明らかにした。