昨年マイナーチェンジしたトヨタの高級ハイブリッドセダン『SAI（サイ）』は、発売から1か月で約7000 台を受注、月販目標の約3.5倍と好調な立ち上がりを見せた。先代のシンプルなデザインから一転、大型改良と言えるほどの変貌を遂げた背景には市場におけるHVセダンモデルの充実がある。新たなボディカラーやワイドサイズヘッドランプなどの採用で、先進感、高級感を表現。走行面でも、ボディ剛性強化や空力改善により、走行燃費22.4km/リットル（JC08モード）を達成した。さらに、植物資源が原料のエコプラスチックを、室内表面積の約80％に採用するとともに、リサイクル材の使用範囲を大幅に拡大し、環境への配慮も一段と高めている。◆大人の魅力を演出【トヨタ SAI 改良新型】いま、クルマは大人の“モテ・ツール”になるのか…SAIの挑戦、強力ライバルも【トヨタ SAI 改良新型】真木よう子登場「あえてチャーミングに」【トヨタ SAI 改良新型】オトナの魅惑や色っぽさ…真木よう子出演CMカット［写真蔵］◆ターゲット拡大狙う【トヨタ SAI 改良新型】加藤主査、かっ飛んだデザインに【トヨタ SAI 改良新型】加藤主査「新型といってもらって構わない」【トヨタ SAI 改良新型】ミニバンも輸入車も「想定顧客の選択肢はすべて競合」加藤主査◆個性発揮するHVセダンに【トヨタ SAI 改良新型】ダイナミズムを盛り込んだデザインへ【トヨタ SAI 改良新型】“書道の筆遣い”を意識したヘッドライト【トヨタ SAI 改良新型】“彩”を意識したボディカラー【トヨタ SAI 改良新型】女性への受けにも配慮したインテリア◆ジャーナリストの感想は…【トヨタ SAI 試乗】プリウスに物足りなさを感じる上級指向ユーザーへ…青山尚暉【トヨタ SAI 試乗】乗り心地の大幅改善で魅力アップ、試乗燃費は16.7km/リットル…井元康一郎【トヨタ SAI G 試乗】外観以上に走りの質感大きく向上…島崎七生人【トヨタ SAI 試乗】マイチェンながら変貌遂げた…岩貞るみこ【トヨタ SAI 試乗】見た目のカッコ良さとまじめなクルマ作り…松下宏
【リコール】トヨタ SAI / レクサス HS250h 5万5000台、ハイブリッドシステム停止のおそれ
