2013年12月の米国新車販売、0.3%増…トヨタは3か月ぶりに減少

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シボレー マリブの2014年モデル
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民間調査会社のオートデータ社は1月3日、2013年12月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は136万0302台。前年同月比は0.3%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

米国ビッグ3では、首位のGMが23万0157台を販売。前年同月比は6.3%減と、3か月ぶりに前年実績を下回った。シボレーブランドの主力中型セダン、『マリブ』が、33.2%増の1万5493台と4か月連続で増加。しかし、主力の大型ピックアップトラックの『シルバラード』は、前年同月比16%減の4万2593台と、3か月ぶりに前年実績を下回る。

トヨタを上回り、4か月連続で2位のフォードモーターは、21万6592台を販売。前年同月比は1.7%増と、17か月連続の前年実績超え。主力SUVの『エスケープ』が、21.5%増の2万4462台と牽引。主力中型セダンの『フュージョン』は、26.6%増の2万4408台と、5か月連続で増加した。ベストセラー大型ピックアップトラックの『Fシリーズ』も、8.4%増の7万4592台と好調が持続。

クライスラーグループは、ホンダを抜いて4か月連続の4位。その販売台数は16万1007台で、前年同月比は5.7%増と45か月連続のプラスを維持した。大型ピックアップトラックの『ラム』が、11%増の3万3405台と引き続き好調。クライスラーブランドでは、ミニバンの『タウン&カントリー』が、5%増の9737台と堅調だった。

日本メーカーのビッグ3では、3位のトヨタが、19万0843台を販売。前年同月比は1.7%減と、3か月ぶりに前年実績を下回った。ベストセラー乗用車の『カムリ』は、4.6%減の2万9964台と、2か月ぶりに減少。新型『カローラ』も8.6%減の2万2562台と、2か月連続のマイナスだった。新型『RAV4』は2万0970台を販売し、前年同月比は46.1%増と、大幅増を維持する。

5位のホンダは、13万5255台を販売。前年同月比は1.9%増と、2か月ぶりに前年実績を上回る。主力車の中では、『アコード』が9.8%増の3万2321台と、2か月連続で増加。『CR‐V』は2万8759台を売り上げ、前年同月比は11.8%増と、3か月連続で前年実績を上回った。『シビック』は2万9000台にとどまり、前年同月比は12.4%減と、2か月連続で減少。

日産は、引き続き6位。その販売台数は10万9758台で、前年同月比は10.5%増と、3か月連続の前年実績超え。主力の『アルティマ』が2万4816台を販売。前年同月比は3.5%増と、2か月連続で前年実績を上回る。『セントラ』は、39.3%増の1万0799台と大幅増を保つ。一方、SUVの新型『パスファインダー』は6675台にとどまり、前年同月比は15.9%減と2か月連続で減少している。

《森脇稔》

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