会場をビッグサイトに移して2回目となる東京モータショーは、国産車メーカーの奮起が目立つ結果となった。
76台に及ぶワールドプレミア(世界初公開)に加えて、アベノミクス効果で消費マインドに火が付いたのか、はたまた消費税や軽自動車税の増税の話題が購買意欲を刺激したのか、理由はさまざまあろうが、結果的に来場者は90万人を超える盛況ぶり。
東京ショー後に開催された名古屋/大阪でのモーターショーも連日大入りを記録するなど、クルマへの興味/関心を大いに高める機会となったことは確かだ。ここでは、各メーカーの注目出展車を振り返りたい。
三菱自動車は次世代パワートレーンを搭載した3台のクロスオーバー/SUVコンセプトを出展。
『パジェロ』に代表される4WD技術と、他社に先行して培ってきたEV/PHEV技術を核に、存在感を主張する。
事前リリースで3台のコンセプトモデルを披露
三菱自動車、PHEV搭載ラージSUVなどコンセプトカー3台を世界初公開
◆コンセプトカーの出來に益子社長も自信
三菱自動車益子社長「頼もしいと感じてもらえる車造りを目指す」
三菱 GC-PHEV…次期パジェロのデザインスタディ[詳細画像]
◆デザインの狙いは
血中パジェロ濃度…三菱 デザイン部長 松原雅樹×エンリコ・フミア
三菱コンセプト GC-PHEV…新しいフラッグシップをデザイン
三菱コンセプト GC-PHEV…赤のラインは元気印の三菱を復活させる想い
◆市販化も視野
三菱 コンセプト AR …6人乗りコンパクトMPV、マイルドHVで24km/リットル越え
三菱コンセプト AR…三菱らしいSUVに機動性を盛り込んだMPV
◆コンセプトカー以外にも話題振りまく