F1の壮観さをビッグアップル(ニューヨーク)にもたらすことができれば素晴らしいことだが、それは空想の領域に留まるようだ。
先頃リリースされたF12014年シリーズの予定に、世界中のファン達やまたアメリカの東海岸のファン達は落胆を隠すことはできない。なぜならアメリカ・グランプリが2年連続で、暫定的なカレンダーから外されたからだ。しかしオースティンで行われるUSグランプリは、来年の11月に行われる可能性がまだ残っている。
この暫定リストにはメキシコも含まれていないが、2015年度のカレンダーに含まれる望みはある。1992年にF1が開催されたアウトドロモ・エルマノス・ロドリゲスも、来年のレースの会場とはならず、それが来年のチャンピオンシップまでに進展することはない。
アジアでは4年連続F1開催を行った韓国も終了となり、韓国南西部のモクポでの開催も、人気の拡大に貢献できなかった。
大きなイベントを前にしているロシアでは、オリンピックの行われるソチで10月にF1レースが開催される予定である。しかしニューヨークとニュージャージーのレッドブルファンにとって、少なくとも予見できる将来において、これが彼等の到達できる最も近いところであり、残念であることに変わりは無い。