「アポロ13」「ダ・ヴィンチ・コード」などで知られる名匠ロン・ハワードが描くF1映画「ラッシュ/プライドと友情」が、2月7日より全国公開される。
「ラッシュ/プライドと友情」は、F1史上最も衝撃的かつドラマティックなレース展開で世界が熱狂した1976年F1グランプリを舞台に、2人の天才レーサーの熱き闘いとライバルを超えた絆を描いたヒューマンドラマ。1月12日に発表が予定されている第71回ゴールデン・グローブ賞では、作品賞(ドラマ部門)、助演男優賞(ダニエル・ブリュール)にノミネートされた。
1976年、F1黄金時代。世界を熱狂させた2人のレーサー、ジェームス・ハント(クリス・ヘムズワース)とニキ・ラウダ(ダニエル・ブリュール)。シーズンはラウダの圧倒的なリードで幕を開けた。ジリジリと迫るハントを制し、ラウダのチャンピオンが確実視されたその時、ラウダは壮絶なクラッシュ。再起は絶望的だった。
事故の一因は自分だ、との自責の念を払いのけるかのように、残りのレースに全霊をかけたハントがチャンピオンの座に手をかけた時、ラウダは変わり果てた姿で再びサーキットに戻ってきた。ポイント差は僅か、最終決戦の地、富士スピードウェイで、ライバルを超えた絆を胸に2人は限界の先へとアクセルを踏み込む。