11月24日、富士スピードウェイで開催されたJAF GP富士スプリントカップ。シーズン戦を終えてもなおドライバーたちの熱は収まることはなく、来季からの大幅な技術規定の改定を受けて、現規定による最後の熱い戦いが繰り広げられた。絶好のコンディションで迎えた決勝第二レース。GT500クラスは、レクサスSC430の大嶋和也が22周を34分31秒193で優勝。同車を駆る2位の中嶋一貴とコンマ2秒の差をつけて逃げ切った。最終戦に続いて2連勝を飾った大嶋は、「チェッカーを受けた時は無線で叫んでいました。中嶋選手がなかなか離れてくれなくて、かなり厳しい展開でしたから」と、熱い接戦を振り返った。来季からは、ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)との技術共有により、新たな戦いが幕を開ける。以下、上位リザルト。1位:#6 ENEOS SUSTINA SC430/大嶋 和也2位:#36 PETRONAS TOM'S SC430/中嶋 一貴3位:#12 カルソニックIMPUL GT-R/J.P.デ・オリベイラ4位:#38 ZENT CERUMO SC430/平手 晃平5位:#100 RAYBRIG HSV-010 /伊沢 拓也