フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは11月21日、チェコのクヴァシニ工場におけるシュコダ車の累計生産台数が、150万台に到達したと発表した。
クヴァシニ工場は、1930年代から自動車を生産。シュコダ車が最初にラインオフしたのは、1947年の『スペルブ』が最初だった。累計生産150万台は、最初のシュコダ車から数えて、66年で達成した記録となる。
記念すべき累計生産台数150万台目となったのは、最新型のスペルブ。シルバーボディの1台のラインオフを、シュコダの経営陣や従業員が祝福した。
クヴァシニ工場では現在、スペルブの他に、『イエティ』、『ルームスター』の合計3車種を生産中。およそ4500名の従業員が3シフトで、1日最大800台を組み立てている。
シュコダはクヴァシニ工場を、重要な生産拠点に位置付け。過去2年間、工場の拡張や近代化を図ってきた。同社は、「この大型投資は、主に組み立てライン、物流、プレス加工に対して行った」と説明している。