ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は、「2014ワールドパフォーマンスカーオブザイヤー」の第一次選考26台を発表した。同賞はワールドカーオブザイヤーと同時に発表される賞で、2013年に発売されたスポーツモデルの中から、世界約60名のジャーリストの投票によってベストな1台を選出するもの。年間生産台数は500台以上が条件だ。2014ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーの第一次選考モデル26台は以下の通り。●アルファロメオ4C●アストンマーチン・ラピードS●アストンマーチン・V12ヴァンテージS●アウディRS6アバント●アウディRS7スポーツバック●アウディRS Q3●アウディS3●アウディSQ5●BMW M6グランクーペ●キャデラックCTS Vスポーツ●キャデラックXTS Vスポーツ●シボレー・コルベット●シボレーSS●フェラーリ458スペチアーレ●フォード・フィエスタST●ジャガーXJR●キア・シードGT●ランボルギーニ・アヴェンタドール・ロードスター●メルセデスベンツA45AMG/CLA45AMG●メルセデスベンツC63AMGエディション507●メルセデスベンツE63AMG・Sモデル●メルセデスベンツS63AMG●MINI JCWペースマン●ポルシェ・911GT3●ポルシェ・911ターボ●フォルクスワーゲン・ゴルフGTI日本車からは前回、トヨタ『86』とスバル『BRZ』が唯一、ノミネートされていたが、今回は1台もなし。今回も欧州勢が圧倒的多数を占め、米国や韓国がこれに続いた。ブランド別で最多となったのは、アウディ。『RS6アバント』、『RS7スポーツバック』、『RSQ3』、『S3』、『SQ5』と、高性能な「RS」「S」シリーズの5台がノミネート。次いで多かったのは、メルセデスベンツAMG。『A45AMG/CLA45AMG』、『C63AMGエディション507』、『E63AMG・Sモデル』、『S63AMG』の4モデルがノミネートされている。今後は、2014年3月のジュネーブモーターショーで3台に絞り込み、同年4月のニューヨークモーターショーの会場で、イヤーカーが発表される。ちなみに過去の結果は、2006年がポルシェ『ケイマンS』、2007年がアウディ『RS4』、2008年がアウディ『R8』、2009年が日産『GT-R』、2010年がアウディ『R8V10』、2011年がフェラーリ『458イタリア』、2012年が新型ポルシェ『911』、2013年が新型ポルシェ『ボクスター』/『ケイマン』だった。