【新聞ウォッチ】豊田英二氏お別れの会、安倍首相から「国家的損失」との弔電も

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2013年11月26日付

●日産自動運転車専用道路で実験(読売・10面)

●クルマ未来へ,モーターショーから、背高タクシー乗降しやすく(読売・10面)

●自動車税初年度上乗せ、政府原案軽の増税幅示さず(朝日・9面)

●パナ復調地味路線、車載電池など企業向けに活路 (朝日・9面)

●軽自動車税増税を提起 地方財政審取得税の代替に(毎日・5面)

●中国で相次ぎ小型車,VWやトヨタ若年層取り込み(日経・7面)

●豊田英二氏お別れ会内外から3000人参列 (日経・15面)


ひとくちコメント

菊の花に包まれた献花台の上にはやや横向きだが満面に笑みを浮かべた豊田英二さんの人柄が偲ばれる大きな遺影が飾られていた。

仕事柄、企業経営者の別れを惜しむ会に参列する機会が多いが、名古屋市のウェスティンナゴヤキャッスルで営まれたトヨタ自動車の豊田英二氏の「お別れの会」ほど、参列者の顔ぶれといい、訪れた人数といい、これほどまでの盛大なセレモニーは経験がない。

きょうの朝日と東京を除く各紙が「トヨタ中興の祖お別れ会に1100人」(読売)などと、全国版でも取り上げているが、お別れの会には、三笠宮家の寛仁親王妃信子さまもご参列。政界からは森喜朗氏と小泉純一郎氏の元首相と茂木敏充経済産業相ら、経済界からは米倉弘昌経団連会長、中国大使だった丹羽宇一郎氏ら多数が参列した。

午前の部の式典の参列者は約1100人、午後の部では約2000人が献花。また、豊田英二氏は豊田市の名誉市民だったことから、地元では同市と市議会主催の献花式も開かれて、約600人の市民が参列し、別れを惜しんだという。

式典では、安倍晋三首相の弔電も紹介された。「日本のモノ作りが長年の停滞を打破して世界に向けて攻勢に転じた矢先に失ったのは国家的損失」と悔やまれながらも、「耳をすませば『前を向いて歩いたほうがいい』という言葉が聞こえてくるようで、日本全体が大きな岐路にある今、立ち止まっている余裕はなく、みんなが前を向き自ら道を切り開いていくしかない。そのことが豊田さんの遺志を受け継ぐことです」と読み上げられた。
《福田俊之》

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