スズキは11月14日、『スイフト』などの動力伝達装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『スイフト』『SX4』『キザシ』の3車種で、2012年12月26日~2013年2月6日に製造された3301台。
CVT仕様車およびAT仕様車において、ドライブプレートとトルクコンバータを締結するボルトの締付力が不足しているため、当該ボルトが緩み、脱落することがある。そのため、異音が発生し、最悪の場合、脱落したボルトがドライブプレートとシリンダブロックの間に噛み込み、エンストして再始動できなくなるおそれがある。
全車両、当該ボルトの締付トルクを点検し、緩みがあるものは正規トルクで締め付ける。また、当該ボルトが脱落しているものは、新品のボルトに交換し、正規トルクで締め付ける。
不具合発生件数は22件で、市場からの情報により発見した。
事故は起きていない。