北陸新幹線長野~黒部宇奈月温泉間で試験列車の歓迎イベント…12月2日

鉄道 行政

2015年春の延伸開業を予定している北陸新幹線長野(長野市)~金沢(金沢市)間のうち、長野~黒部宇奈月温泉(富山県黒部市)間の列車走行試験が12月から始まる。これに伴い12月2日、沿線の各駅で試験列車の歓迎イベントが行われる。

12月2日の試験列車は未明に長野駅を発車。各種設備の機能確認を行いながら、30km/hの速度で走る。飯山駅(長野県飯山市)や上越妙高駅(新潟県上越市)を経て、黒部宇奈月温泉駅には午後に到着する見込みだ。車両はJR東日本が保有している新幹線電気軌道総合検測車のE926形「East-i(イースト・アイ)」が使われる。

飯山駅では3時50分から5時20分まで、新幹線の上り線ホームで「East-i」の歓迎イベントを実施。参加者が手作りのプラカードや横断幕を掲げ、旗を振って「East-i」を出迎える。その後、歓迎あいさつや花束贈呈、くす玉割り、「East-i」との記念撮影を行い、発車時には再び旗を振って見送る。上越妙高駅の歓迎イベントは「お迎え」(6時15分~7時30分頃)と「お見送り」(8~9時頃)に分けて実施。黒部宇奈月温泉駅では15時頃から上り線ホームで歓迎式を行う。

いずれも事前応募制となっており、募集人数は飯山駅が100人、上越妙高駅が「お迎え」100人程度、「お見送り」150人程度、黒部宇奈月温泉駅が80人程度となる。参加資格や応募方法、応募先は各駅の歓迎イベントごとに異なる。問い合わせは飯山駅=飯山市役所企画財政課(電話:0269-62-3111)、上越妙高駅=上越市新幹線・交通政策課(電話:025-526-5111)、黒部宇奈月温泉駅=黒部市新幹線交通政策課(電話:0765-54-2111)まで。

《草町義和》

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