ドライバーズチャンピオン争いは、中国上海でのWEC(世界耐久選手権)第7戦に参戦のためSF最終戦は欠場のアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S/トヨタ)が37点でトップ。SF 最終戦に出場している選手のなかで逆転の可能性を有するのは、24点の山本(#16 TEAM 無限/ホンダ)のみであり、彼の成績次第で王座の行方が決まるという、極めて珍しいかたちのチャンピオン争い最終局面となった。
第1レースの予選2~3位はNAKAJIMA RACING(ホンダ)の中嶋大祐(#31)と小暮卓史(#32)。第2レースの予選2位はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(#19 Lenovo TEAM IMPUL/トヨタ)で、3位は小暮。山本の同僚・佐藤琢磨(#15)は第1レース10位、第2レース9位という予選結果だった。