英国高級スポーツカーブランドのアストンマーチンは6日、東京・六本木でおこなわれた『V12ヴァンテージS』の発表会で、サプライズとして最上級モデルのコンバーチブルモデル『ヴァンキッシュ ヴォランテ』を日本初公開した。ヴァンキッシュは2012年、『DBS』に次ぐ同ブランド最上級クーペとして登場。6リットルV12エンジンを搭載し、最高出力573ps、最大トルク63.2kgm、0-100km加速は4.3秒を誇るスーパーラグジュアリーカーだ。今回発表されたヴォランテは、アストンマーチン初のフルカーボンファイバーを採用したコンバーチブルモデル。オープンカーでありながら、クーペ同様の剛性を実現している。幌の開閉は14秒、トランク容量もDBS比で50%増大し実用性も追求した。「いかにクーペの利点を活かすか」が開発で重要視されたポイントだったという。エクステリアは、ウインドスクリーンからルーフにつながる形状を新規設計。インテリアはクーペ同様、限定モデル『One-77』のセンタースタックにインスパイアされたスポーティなデザインとなっている。価格は3376万2750円(参考価格)。
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