日産自動車自動車は新型『エクストレイル』を12月より発売すると発表した。
デザインは、従来のものから大きく変化。グローバルデザインセンターの秋山芳久デザイン・ダイレクターは「第一世代で都会的デザインながらも"ガンガン走る"というイメージを作り上げ、第二世代で四角いデザインの車としてはほぼ完成したと考えている。今回はそこからさらに先進性を感じさせるものになった」と述べた。
エクステリアには、日産ブランドに共通して投入されるデザイン要素「Vモーションシェープ」を採用。ヘッドランプにはLEDのシグネチャーラインが入った。また、旧型エクストレイルのフロントやリヤに組み込まれていた「X」モチーフを、今回はDピラーに用いている。
インテリアは水平基調のラインで飛翔感を表現。ピアノブラックで仕上げ、クロームやシルバー加飾の素材も随所に採用するなど高級感アップにつとめた。
また、よりラギッド感を求めるユーザーに向けて、特別装備を施した「エクストリーマーX」の継続設定も行う。
秋山氏は「同車はグローバルな車であり、ヨーロッパに向けてのエクストレイル、アメリカに向けてのローグ、そして日本に向けてのエクストレイルと、ターゲットが微妙に異なる。そのような条件でも、各マーケットに適合する一つの答えを作りたいという目標を持って開発してきた」と語った。