イタリアの自動車部品メーカー、マニエッティ・マレリは、ペナン州バトゥ・カワンに設立した新たなプラントにおいて、東南アジア諸国連合(ASEAN)や日本市場向けの生産を強化させる。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。
バトゥ・カワン工場はアジア市場向けの生産ハブと位置づける。
バヤン・レパスにあった工場から生産設備を移転し、フロントライトなどの生産量を拡大させる。ホンダやマツダ、スズキなどの日本車メーカーの他、プロトンやプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)、フォード、GMなどにも部品を供給する。
新工場では、敷地面積5万6600平方メートルのうち、2万6600平方メートルを生産設備に充てる。従業員の数は1000人。
マニエッティ・マレリは世界19か国で3万6900人を雇用し、自動車部品の開発や製造を行っている。昨年の売上高は58億ユーロ(252億3000万リンギ)だった。