財務省は21日、今年6月末時点での連邦政府の債務額が5,193億リンギ、国内総生産(GDP)比で53%となったことを明らかにした。
債務の96.8%に当たる5,029億リンギが内国債で、残りの165億リンギが対外債務となっている。
国債の総額はGDP比28.2%となる2,847億リンギだった。
ナジブ・ラザク首相は財政赤字を2015年までにGDP比3%以下とする目標を掲げており、実現にむけて努力していると明らかにした。財政合理化が奏功し、今年はGDP比4%にまで削減することができると見込んでいるという。政府は、政府債務額がGDP比55%を超えないよう対策を行っており、長期的に持続可能な財政構築を目指している。