10月13日から14日にかけて、“HONDA Sports 50th Anniversary ホンダエス生誕50周年を祝う会”がツインリンク茂木(栃木県芳賀郡)にて開催された。主催はホンダ・スポーツ生誕50周年記念イベント組織委員会。
ホンダASシリーズ(S500、S600、S800)が生誕50周年を迎えた。そこでホンダツインカムクラブをはじめとした有志たちの手によって、50周年を祝う記念イベントが開催され、ツインリンク茂木には130台以上のホンダSが集まった。
ホンダASシリーズの歴史は、1962年10月に開催された第9回全日本自動車ショーに参考出品されたホンダ『スポーツ360』と『スポーツ500』までさかのぼる。スポーツ360の市販は見合されたが、スポーツ500は『S500』と改名され1963年10月に発売予定であった。
しかし、当時社長の本田宗一郎氏の“世界一のものを創る”との想いから10月の発表が遅れ、最終的には年末に発表、翌年初旬に発売となった。その数か月後には『S600』がデビュー。パワー不足解消が目的といわれている。
最終モデルとなる『S800』は、1966年1月に発売。1970年5月まで生産された。