BMWグループのMINIが11月18日、英国で発表する予定の新型『MINIハッチバック』。同車の表情の一部が、MINIが公表したオフィシャル写真で確認できる。
これは10月7日、MINIが明らかにしたもの。米国ロサンゼルスで行われた新型MINIハッチバックのCM撮影の様子を配信した写真の1枚に、新型のフロントマスクが写っていた。
すでに次期MINIハッチバックには、新開発のガソリンエンジンを搭載すると発表済み。新世代のモジュラーユニットで、2.0リットルの直列4気筒と、これから1気筒削った1.5リットルの直列3気筒の2種類となる。両ユニットともに、BMWの「ツインパワー」と呼ばれる直噴ターボ技術を導入。BMWのバルブトロニックも採用し、パフォーマンスと環境性能を追求する。
直噴1.5リットル直列3気筒ターボは、最大出力136ps。最大トルクは22.4kgmを1250rpmの低回転域で引き出す。オーバーブーストモードでは、最大トルクは23.5kgmに向上する。直噴2.0リットル直列4気筒ターボは、最大出力192ps。28.5kgmの最大トルクは1250rpmで発生する。オーバーブーストモードでは、最大トルクは30.6kgmにアップ。両エンジンともに、欧州のユーロ6の排出ガス基準を満たす。
今回、MINIが配信した写真からは、新型にもひと目でMINIと分かるアイデンティティが受け継がれているのが見て取れる。