ヤマハ発動機は10月1日、同社の5製品が2013年度グッドデザイン賞を受賞し、そのうち新興国向け小型浄水装置「ヤマハクリーンウォーターシステム」が「グッドデザイン・ベスト100」に選出されたと発表した。
ヤマハクリーンウォーターシステムは、飲用水不足に悩む新興国の人々に向けた浄水システム。緩速ろ過という自然界の水浄化機能をベースにしたシンプルな構造で、現地の人によるメンテナンスを可能としている。
今回の選考では、生活に欠かすことのできない「安全な水」を新興国において確保する取り組みが、日本企業の国際貢献活動の模範となるとして、高い評価を得た。
なおヤマハ発動機では、モーターサイクル「BOLT」、スポーツスクーター「TMAX530」、モーターサイクル用積載用品「ユーロボックス」、FRPフラットプール「グランシーナ」の4製品も、グッドデザイン賞を受賞した。