阪急京都線、新駅開業に合わせ12月ダイヤ改正…大阪市営地下鉄堺筋線も最終列車繰り下げ

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阪急京都線の河原町駅。新駅開業に合わせて12月21日にダイヤ改正が行われる。
  • 阪急京都線の河原町駅。新駅開業に合わせて12月21日にダイヤ改正が行われる。
  • 12月21日開業する西山天王山駅の駅舎外観イメージ。京都縦貫自動車道の高架下に設置され、高速バスと鉄道の連絡が図られる。
  • 阪急のダイヤ改正に合わせて大阪市営地下鉄堺筋線でも最終列車の繰り下げなどが実施される。
阪急電鉄は9月20日、西山天王山駅(京都府長岡京市)の12月21日開業に合わせて京都線のダイヤを改正すると発表した。同時に大阪市交通局も12月21日のダイヤ改正を発表。京都線と相互直通運転を行っている大阪市営地下鉄堺筋線で最終列車の繰り下げなどを行う。

西山天王山駅は大山崎~長岡天神間で交差する京都縦貫自動車道の高架下に設置され、準急と普通が停車する。京都縦貫自動車道にも高速バスの停留所が設置され、鉄道と高速バスの連絡が図られる。

平日は夕方ラッシュ時の天下茶屋発高槻市行き準急を河原町駅まで延長し、途中の淡路駅で梅田発北千里行き普通と接続させる。これにより上牧以遠への利便性向上と速達列車の混雑の平準化、梅田・十三方面から茨木市・高槻市方面への利便性の向上を図る。

また、夕方ラッシュ時の梅田発河原町行き通勤急行・快速急行・快速から準急・普通への接続駅は現在、通勤特急が茨木市・高槻市・桂3駅、快速急行が茨木市、高槻市2駅、快速が茨木市、長岡天神2駅となっているが、改正後は茨木市、高槻市、長岡天神の3駅に統一する。このほか、朝ラッシュ時の7時台に運転されている北千里発天下茶屋行き普通1本を梅田行きに変更する。

深夜時間帯は平日・土曜・休日とも河原町23時30分発の梅田行き普通最終列車を5分繰り上げて23時25分発に変更。新たに23時30分発の高槻市行き快速急行を運転し、長岡天神駅で梅田行き普通最終列車に接続させる。

土曜・休日は、梅田~河原町間で運転している快速特急『京とれいん』の発車時刻を一部変更。梅田発は9時52分、11時32分、13時32分、15時32分に、河原町発は10時41分、12時41分、14時41分、16時41分とする。

このほか、快速の種別表示幕の背景色を変更する。現在は準急と同じ緑色で乗車時の判別が難しいことから、ダイヤ改正に合わせて青色に変える。

京都線・千里線~大阪市営地下鉄堺筋線では、北千里駅を23時25分と23時42分に発車する天神橋筋六丁目行き普通の運転区間を天下茶屋駅まで延長し、天神橋筋六丁目0時14分発の淡路行きと0時32分発の正雀行きも天下茶屋発に変更して運転区間を拡大する。また、天下茶屋23時36分発の天神橋筋六丁目行きも運転区間を拡大して北千里行きに変更し、天神橋筋六丁目駅を23時37分に発車する天下茶屋行きは2分繰り下げて23時39分発とする。

この結果、堺筋線の上り最終列車は現行ダイヤの天下茶屋23時36分発に対し42分繰り下げの0時18分発となり、下りも現行ダイヤの天神橋筋六丁目23時37分発に対し31分繰り下げの0時8分発となる。大阪市交通局は今年3月23日に実施したダイヤ改正で堺筋線を除く市営地下鉄とニュートラムの最終列車繰り下げを実施しており、今回の改正により全路線で最終列車の繰り下げが実施されることになる。

このほか、堺筋線では平日朝ラッシュ時の運転間隔を調整。現在は上り天下茶屋発が8時7分~9時20分に2分45秒~3分間隔で運転されているが、これを3分間隔に統一するとともに、3分間隔での運転時間帯を7時53分~9時20分に拡大する。下り天神橋筋六丁目発も現在は8時3分~9時11分に2分45秒~3分間隔となっているが、ダイヤ改正後は7時50分~9時11分に3分間隔で運転する。
《草町義和》

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