WRCは9月15日、フォルクスワーゲン・ポロRのドライバーであるセバスチャン・オジエがラリーオーストラリアを制するも、ポイントランキング2番手のティエリー・ヌービルが2位となった為に、2013年度のチャンピオン獲得は先送りとなったことを発表した。このフランス人ドライバーは合計22ステージの内の19ステージで勝利し、2位以下に1分32秒1の差をつける余裕の勝利を飾った。しかしミッコ・ヒルボネンが最終ステージでのパンクの為に2番手から後退し、代わりにヌービルが2位に浮上したことで王座を決定することはできなかった。「最も大切なことは、僕達がパーフェクトなラリーをしたことで、タイトルを獲得するのはオーケーだったが、それはまだ書き下ろされていない。完全な仕事をした時、それを得ることを予想するものだが、それは直ぐに起こるだろう」とたったの1ポイント差でチャンピオンに届かなかったオジエは語った。昨日の第2レグでロールアウトすることでリタイアとなったクリス・ミーケは、シトロエンのメカニックによって彼のDS3に修理が施され、この日のラリーで再スタートを切ることとなったが、最終ステージの終了間際に右リアのサスペンションを破損して、再びリタイアする残念な結果となってしまった。ラリーオーストラリアの結果1. セバスチャン・オジエ2. ティエリー・ヌービル3. ミッコ・ヒルボネン4. ヤリ‐マティ・ラトバラ5. マッズ・オストベルグ6. アンドレアス・ミケルセン7. エフゲニー・ノビコフ8. ネーサン・クイン9. ハリ・アル‐カシミ